
フルカウントのデニム、なぜ海外では『色落ちの好み』が真逆なの?
ニュース要約
フルカウントは日本の実力派デニムブランド。主力のインディゴデニムには生地の重さ違いで3種類あって、なかでも夏でも快適な薄手の「スーパースムース」が定番として支持を集めているんだ。無染色のナチュラルな色味「エクリュ」も世界的に需要が伸びているよ。
このブランドの一番の強みが、ヴィンテージ加工の技術。実際に人が穿き込んで生まれた色落ちを再現した新作や、ハンガーに長く吊るされてできたシワ・日焼け跡まで加工で再現するなど、細部へのこだわりが光る。
面白いのは色落ちの好みが国内外で真逆な点。日本では濃淡のはっきりしたメリハリ系、海外では全体が均一に薄くなった色落ちが人気なんだ。海外で「ジャパニーズデニム」として評価されたことで、逆輸入的に日本の若者にも人気が再燃しているよ。
このニュースを解説
フルカウントってブランド、名前は聞いたことあるけど、そんなに海外で人気なんだ?レプリカジーンズってどういう意味なの?
レプリカっていうのは、昔のヴィンテージのリーバイスとかを忠実に再現したジーンズのことだよ。1990年代に日本でこのレプリカブームが起きて、フルカウントもその流れで有名になったブランドなんだ。
国内だとレプリカのイメージが強いけど、海外では『日本製の高品質なデニム』としてまた別の評価をされてるのが面白いところだね。
生地に13.7オンスとか15.5オンスとか書いてあったけど、あのオンスって何を表してるの?重いほうがいいの?
オンスは生地1平方ヤードあたりの重さで、数字が大きいほど分厚くて丈夫な生地ってことだよ。15.5オンスはゴワッとしてタフな穿き心地、逆に11.5オンスの『スーパースムース』は薄手で夏でも快適なんだ。
この薄手っていうのが実はすごくて、生地を薄くしても色落ちの味わいをちゃんと残すのは技術的に難しいらしい。軽さと色落ちのよさを両立させたのが人気の理由だね。
色落ちの味わいって、そんなに大事なんだ。ジーンズって穿いてるうちに勝手に色が落ちるだけじゃないの?
それがデニムの一番の楽しみなんだよ。穿き込むと膝裏に『ハチノス』っていう蜂の巣みたいなシワ跡が出たり、太ももに『ヒゲ』っていう放射状の色落ちが出たりする。
この落ち方は穿く人の生活や体型で全部変わるから、まさに自分だけの一本に育っていくんだ。だからデニム好きは『色落ち』にこだわるんだよね。
えっ、じゃあフルカウントが人の穿いた色落ちを再現した新作を出すって、どういうこと?最初から育った状態で売るの?
そうそう、実際に顧客やブランド関係者が穿き込んだジーンズの色落ちを、新品に加工で再現しちゃうんだ。しかも着る人ごとの癖まで反映して、不自然じゃない自然な落ち方を作り込んでるのがすごいところ。
ジャケットだと、ハンガーに長く吊るしてできたシワや日焼け跡まで加工で表現してる。シャツはオーバーオールの肩紐で隠れて日焼けしなかった跡とか、細かすぎて笑っちゃうくらいのこだわりだよ。
時間の経過そのものをデザインしてるみたいだね。でも記事に、色落ちの好みが日本と海外で真逆って書いてあってびっくりしたよ。
そこ、めちゃくちゃ面白いポイントだよね。日本では濃い部分と薄い部分のコントラストがはっきりした、メリハリのある色落ちが人気なんだ。
逆に海外では全体的にまんべんなく色が抜けた、淡くて均一な色落ちが好まれる傾向があるらしい。同じデニムでも、国が変わると『かっこいい』の基準がこんなに違うんだよ。
文化の違いが色落ちに出るなんて考えたこともなかった。海外で人気になったことが日本の若者にも影響してるって、どういう流れなの?
最近はSNSで海外の人が『ジャパニーズデニム』としてフルカウントを紹介することが多いんだ。それを見た日本の若者が『海外で評価されてるんだ』って逆に注目する、いわば逆輸入的な人気の広がり方だね。
インバウンドの客数も韓国が一番多くて、中華圏、アメリカと続くらしい。日本のものづくりが海外経由でまた国内に戻ってくるって、なんだかワクワクする話だよね。
聞いてたら急にデニムが見たくなってきた!古着屋でジーンズ見るとき、これからどこに注目したらいいかな?
まずはヒゲやハチノスの色落ち具合をじっくり見てみて。前の持ち主がどんなふうに穿いてたか想像できて、それだけで一本の物語が見えてくるよ。
そして『自分は濃淡くっきり派か、淡く均一派か』って好みを意識すると、古着屋巡りが一気に楽しくなる。加工の技術とか色落ちの背景を知ってると、ただの中古じゃなくて『育ったデニム』として見えてくるから、一本選ぶ時間がもっとワクワクするはずだよ!







































