
US NAVY空母の作業服「カラーギャング」、なぜ青だけ15年見つからない?
ニュース要約
アメリカ海軍の空母では、甲板で働く作業員が仕事の役割ごとに違う色の制服を着ています。白は安全管理、紫は給油、黄色は航空機の誘導、赤は消火・救護、緑はカタパルト運用など、色を見れば役割が一目でわかる仕組みです。カラフルなことから「カラーギャング」とも呼ばれています。
古着屋フラミンゴ代表の植木さんは、このデッキクルージャージーとベストを15年集め続けている愛好家。役割の一番下っ端が着る「青」は特別レアではないのに、なぜか自分だけ手に入らないという沼にハマっています。
制服にはステンシル(型抜きプリント)で所属する空母や階級が記され、階級によって希少度も変化。年代で襟の形や生地も変わり、緑のベストにはコールマン傘下メーカーが作った救命胴衣仕様もあるなど、掘るほど奥が深いアイテムです。
このニュースを解説
空母の作業服が7色もあるってはじめて知った!ファッションじゃなくて仕事のためにカラフルなんだね。
そうそう、あれは見た目重視じゃなくて役割分担のための色なんだよね。広い甲板で轟音の中働くから、色で誰が何担当かパッと分かるようにしてるんだ。
白は安全管理、紫は給油、黄色は着艦の誘導、赤は消火や救護って感じで、色そのものがIDカードみたいな役目を持ってるってわけ。
役割で色が決まってるのおもしろい!じゃあ青は何担当なの?
青は機体を動かしたり車輪を固定したりする担当で、ハードな肉体労働が多いんだ。配属されたばかりの若手がやることが多くて、いわゆる下っ端ポジションなんだよね。
だから数としてはそこそこ出回ってるはずなんだけど、なぜか植木さんは15年探しても1970〜80年代の青が見つからないんだって。こういう「レアじゃないのに縁がない」って現象、古着あるあるなんだよ。
えー、レアじゃないのに見つからないの?なんか切ないけど、そこが沼なんだね。
まさにそこが古着の沼ポイント。狙って探すと出てこないのに、狙ってないものはポンと目の前に現れたりするんだよね。
だから欲しい一着があると、古着屋巡りに毎回ちょっとした宝探しのワクワクが生まれる。この「探し続ける時間」自体を楽しめるようになると一気にハマるよ。
制服にステンシルってのが入ってるらしいけど、あれって何を表してるの?
ステンシルは型を使って吹き付けるプリントのことで、所属する空母の名前とその人の階級を表してるんだ。階級はE1からE9まで9段階あって、上に行くほど数が少ない。
たとえばE8の上級兵曹長を表す「SCPO」みたいな表記が入ってると、市場ではかなりレア。同じ色でもステンシル次第で希少度がグッと変わる傾向があるんだよ。
同じ服でも書いてある文字で価値が変わるのか。細かく見ないと見逃しちゃうね。
そうなんだよ、パッと見同じでも文字を読むと物語が違うんだ。「T」って入ってたらトレーニング部隊、つまり実戦部隊を育てる学校所属で、これもなかなか出てこない。
こういうディテールを知ってると、店で一着ずつ袖のステンシルを確認するのが楽しくなる。ただの古着が、誰がどの空母で働いてたかっていう記録に見えてくるんだよね。
ベストのほうにコールマンが作ったやつがあるって聞いたんだけど、あのアウトドアのコールマン?
そうそう、あのランタンで有名なコールマン。スターンズっていうマリングッズの会社を傘下にしてた時期に、軍からの発注を受けて作ってたことがあるんだ。
しかもこのベスト、海に落ちると水を感知してガスで膨らむ救命胴衣仕様だったりする。デッドストック(=当時の新品未使用品)には取り外し用の黄色いラベルが付いてたりして、機能まで含めて眺めると本当に飽きないよ。
年代によっても違うって言ってたよね。見分けるコツってあるの?
一番わかりやすいのは襟の形なんだ。60年代はレーヨン系で光沢があって襟が低め、70年代からは伸びるコットンでモックネックになって、時代が新しいほど襟が長くなっていく傾向がある。
最近のものはタートルネックみたいになって難燃素材も使われてる。だから襟を見るだけで「これは何年代くらいかな」ってざっくり当てられるようになると、古着屋巡りがぐっと立体的で面白くなるよ。ひとつの制服を色・ステンシル・年代の三段階で読み解けると、買い付けもコーデも一気に楽しくなるんだ。







































