
90年代は「宝の山」だったのに─古着が“富裕層の娯楽”になった理由
ニュース要約
1990年代、古着を買うのは「変わり者か貧乏人」と見られがちだったといいます。ところがSNSやフリマアプリの普及で状況は一変。いまや古着は一大ムーブメントになり、価格も高騰しています。
記事によると、変化を後押ししたのは主にテクノロジーです。「デポップ」などのフリマアプリや、中古品を査定してくれるオンラインサービスが登場し、売買が身近になりました。さらにパンデミックで在宅時間が増え、オンラインでの“宝探し”が人気の娯楽になったのも大きな転換点です。
世界の古着市場は2021〜2022年で28%成長。北米最大手のリサイクルチェーン「グッドウィル」は2025年に過去最高の収益を記録し、店舗拡大も進めています。一方で、直感より“ネットでいくらで売れるか”を優先する転売の広がりが、業界の空気を変えているという指摘もあります。
このニュースを解説
古着ってさ、昔は安いイメージだったのに、最近やたら高くない?この記事だと「富裕層の娯楽」なんて書かれてるけど、なんでそこまで変わっちゃったの?
いい着眼点だね。実は90年代くらいまで、古着を買うのって「ちょっと変わってる人」か「お金がない人」みたいに見られてたんだよ。だからこそ、掘れば掘るほどお宝が安く眠ってた時代だったんだ。
それが今は真逆。SNSで一気に人気になって、みんなが欲しがるようになったから、値段もぐっと上がってきたってわけ。
へえ、昔はそんな偏見あったんだ。じゃあ人気になったきっかけって、やっぱり若い子のSNS?
それも大きいけど、記事が本当に効いたって言ってるのはテクノロジーなんだよね。「デポップ」とか「ポッシュマーク」っていうフリマアプリ、あと「リアルリアル」みたいに中古品をプロが査定してくれるサービスが出てきたのが大きい。
昔はお店に行かないと買えなかったのが、スマホひとつで世界中の古着を買えて、しかも売れるようになった。これで一気にハードルが下がったんだ。
たしかにアプリなら気軽だもんね。でもパンデミックも関係あるって書いてあったけど、それはどういうこと?
外出できなくて家にこもってた時期、みんなスマホ見る時間がめちゃくちゃ増えたじゃん?そのなかで、オンラインで掘り出し物を探すのが、退屈な毎日のいい刺激になったんだよ。
宝探しってワクワクするからね。ポチッと買えて、届くのが楽しみで、っていう小さな快感が、ちょうどいい娯楽になったんだ。それが古着ブームを加速させた決定打の一つって書かれてる。
なるほどなあ。でも記事に出てくる古着屋さんが「地獄の門が開いた」って言ってるのがちょっと気になる。何がそんなに大変だったの?
昔はワゴンにいい服がゴロゴロ転がってて、ゆっくり選べたんだって。でも人気が爆発してから、若い子たちがどっと押し寄せて、一つのワゴンを奪い合うような状態になっちゃったんだ。
しかも問題は、自分の目で「これカッコいい」って選ぶんじゃなくて、スマホで「これネットでいくらで売れるか」を調べながら漁る人が増えたこと。転売目的が主役になると、お店の空気がガラッと変わっちゃうんだよね。
あー、それはちょっと寂しい感じするね。市場が大きくなるのは悪いことじゃないと思うけど、どうなの?
そうそう、そこが難しいとこ。数字で言うと世界の古着市場は2021〜2022年で28%も伸びてるし、北米最大手のグッドウィルは2025年に過去最高の収益を出して、店舗もどんどん増やす計画なんだ。
つまりビジネスとしては絶好調。でもその裏で、昔あった「変わり者たちが自分の感性で掘る」っていうサブカルっぽい楽しさが薄れてる、っていう複雑さがあるんだよね。
じゃあさ、こういう時代に僕らみたいな一般の古着好きは、どう楽しめばいいんだろう?高くて手が出しにくくなりそう。
まず、みんなが値段を検索するってことは、逆に言うと「検索しづらいもの」にはまだチャンスが残ってるってことなんだ。ブランドタグがないノーブランドの掘り出し物とか、地味だけど作りがいいものは狙い目だったりする。
あと大事なのは、自分の直感を鍛えること。「これ売れる?」より「これ好き?」で選べる人は、値段が上がってもブレずに楽しめる。相場はあくまで傾向で、状態や年代で大きく変わるから、数字に振り回されすぎないのがコツだよ。
なるほど、自分の“好き”を軸にするって考え方いいな。ちょっと古着屋巡りしたくなってきた。
いいね、その気持ちが一番大事!今の古着シーンって、市場が広がったぶん選択肢もめちゃくちゃ増えてるんだよ。アプリで世界中から探すもよし、リアル店舗で偶然の出会いを楽しむもよし、遊び方は自由自在。
背景を知っておくと、「なんでこれが高いのか」「どこにまだお宝が眠ってるか」が見えてきて、買い付けもコーデ選びも一段面白くなるよ。相場に飲まれず、自分の目とワクワクを信じて、宝探しを楽しんでいこう!







































