
ボックスシルエットとは?短丈がトレンドの今知っておきたいコーデの基本について解説
ファッション情報についてネットや雑誌で調べていると良く目にするのが「ボックスシルエット」という単語。
なんとなく意味はわかるし、雰囲気でニュアンスを捉えている人は多いでしょう。
ただ、本来のボックスシルエットがどういうものなのかまでは知らない人も少なくありません。
そこで、この記事ではボックスシルエットの基本情報と、最近のワイドパンンツ+短丈というトレンドコーデにボックスシルエットがマストな理由について詳しく解説します。
ボックスシルエットとは?
ボックスシルエットは、名前の通り箱のようなイメージのシルエットのことを指す名称で、ボクシーラインとも呼ばれています。
ウェストが強調されない寸胴型のシルエットのことをボックス箱に見立ててこの名前で呼ばれるようになりました。
肩幅や身幅が広めながらモダンなスタイル
ボックスシルエットは、身体のラインに沿った従来のスタイルとは異なり、凹凸がほとんどわからないゆったりとしたシルエットになっているのも特徴として挙げられます。
肩幅や身幅にゆとりがあり、角ばったイメージながらリラックス感があるのも特筆すべきポイントと言えるでしょう。
ボックスシルエットが今注目される理由とは?
ボックスシルエットは1960~70年代頃に流行した、比較的トラディショナルなスタイルです。
近年になって再注目されている理由として、スタイルのバランスの変化が挙げられます。
近年、これまでのビッグシルエットのトレンドが落ち着き、ボトムがワイドになり、トップスには短丈のものを使用するというスタイルが流行になりました。
ボックスシルエットはゆとりのある短丈のトップスに相性抜群。
ワイドシルエットのパンツと組み合わせることにより、バランス良くコーデを仕上げられるのが魅力です。
VINTYで見つけたボックスシルエットのおすすめコーデ4選
ボックスシルエットは近頃のトレンドに欠かせないスタイルの一つです。
そこで、ボックスシルエットを上手に活用したコーデを、古着特化SNSのVINTYの投稿のなかから4つ紹介します。
古着好きにも、そうでない人でも参考にできるコーデばかりなので、是非チェックしてみてくださいね。

出典:VINTY
ワイドパンツと短丈カバーオールを合わせているトレンドど真ん中のコーデ。
レイヤードさせているパーカーも、アウターの裾を超さない程度のサイズ感に抑えられており、お手本のようなシルエットに仕上げられています。

出典:VINTY
アウトドアブランドとして知られるエディーバウアーのジャケットを使用したコーデ。
チノパンツとキャップを組み合わせたカジュアルコーデながら、ネクタイを使用して全体を落ち着きのある雰囲気に仕上げています。
ボックスシルエットは、ワイドパンツではなくレギュラーシルエットのボトムとも相性が良いというのが良くわかるコーデです。

出典:VINTY
古着のシャツをボックスシルエット風に着こなしているスタイルです。
シャツをパンツインさせつつ、後ろ身頃を外に出して着用することによってウェストラインが目立たなくなっています。

出典:VINTY
半袖Tシャツでもボックスシルエットは作れます。
SM2のプチプラなワイドなパンツとヴィンテージのTシャツを合わせて夏らしさを表現しているのもGOOD。
まとめ
ボックスシルエットは、さまざまなファッションに使える便利なテクニックです。
短丈ファッションに挑戦してみたいという人にもおすすめのスタイルと言えるでしょう。
もっと色々なコーデを参考にしたいという人は、古着特化SNS×フリマアプリのVINTYでチェックしてみてくださいね!
この記事を書いた人

サイトウマサミ
セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。