
ミリタリー古着大全集!アメリカとヨーロッパや、軍放出品とレプリカの違いについても解説
ミリタリーは、数ある古着のなかでも鉄板と呼んでもよいくらいに定番中の定番ジャンルです。
M-65やMA-1はもちろん、変わり種のIPFUなど、知れば知るほど奥深くなっていくのもミリタリージャンルの魅力の一つ。
しかし、古着初心者からすると専門用語や種類が多すぎて「どれがなんて名前?」「マニアでもないし、わかるわけないじゃん!」となってしまいがちですよね。
そこで、この記事ではミリタリー古着の基礎知識と、アイテムそれぞれの押さえておくべきポイントについて解説します。
これからミリタリー古着の知識を深めて行きたいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ミリタリー古着は3つの種類に分けられる
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出典:VINTY
ミリタリーアイテムをおおまかに分けると、3つの種類があります。
- 軍放出品
- 現行品
- リプロダクト(レプリカ)
軍放出品は名前の通り、軍から民間に払い下げられたアイテムのことを指します。軍のなかでも余剰な在庫や型落ちになってしまったものが主に放出されます。
対して、現行品は現在も軍で使われているもののことを指す名前です。こちらは「現在も使っている実物」なので、非常に稀で手に入りにくいのが特徴です。
リプロダクトは民間で現物のイミテーションとして作られた、わかりやすく言うとレプリカのことを指します。本物のミリタリーアイテムではないので手に入りやすい反面、ヴィンテージとしての価値はほとんどありません。
アメリカ古着とヨーロッパ古着のミリタリーアイテムの違いは?
大前提として、ミリタリーアイテムの分類はあまりに細かく、すべてを網羅するとなるとかなり大変です。細かな名称を覚えられなくても問題ありませんが、基礎知識としてアメリカとヨーロッパ、それぞれでミリタリーアイテムがある、というのは覚えておきましょう。
日本の一般市場に出回っているミリタリーアイテムはUSのものが多く、ヨーロッパのミリタリーはアメリカに比べると出回っている数は少なめです。

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アメリカ古着のミリタリーアイテムは、アメカジスタイルに使いやすいカジュアルな雰囲気のものが大半です。

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一方、ヨーロッパ古着のミリタリーは、フランス軍やドイツ軍、イタリア軍にイギリス軍といったように国が多岐に渡るので、完全に共通している特徴というものはありません。しかし、アメリカ軍のものよりは細めで、かつおしゃれな印象になっているというのが一般的な特徴として認知されています。
【アメリカ】ミリタリー古着のミルスペックについて

出典:VINTY
アメリカ軍の放出品が正規のものか判断するためにはスペックを読む必要があります。
正規品が欲しいのに、放出アイテムかレプリカかどうかがわからないと購入するのをためらう気持ちはよくわかります。そういうときは服に記載されているスペックをチェックしましょう。
アメリカ軍放出品の場合、服のどこかにMIL-SPECと呼ばれる品質・性能の表示が印字されています。
服のブランドのタグと見間違えてしまいそうですが、これはあくまで軍の規定している品質に適合しているかどうかを示すものです。
場合によってはすでに取られている場合もありますが、そのミリタリー古着が本物かどうかを知りたいのならこの表示があるものを選びましょう。
ミルスペックの表示の意味についてはこちら
ミルスペックの表記について詳しく知りたいという人は、以下のECWCSの記事でも詳細を載せているのでチェックしてみてくださいね。
ミリタリー古着のアイテム毎の特徴
ミリタリー古着を調べるなかで、誰もが頭を抱えてしまうことの一つに「アイテムの種類の多さ」があります。
細かく分かれているのにも関わらず商品名はアルファベットと数字で表記されているだけなので、どれがどれだかわからなくなってしまうのは無理もありません。
ここでは、これまでVINTYブログで紹介してきたそれぞれのアイテムの要約と記事のリンクを紹介します。具体的に知りたい人はリンク先をチェックしてみてくださいね。
MA-1

ミリタリー古着のなかでも一番の知名度を持つといっても過言ではないのがMA-1です。
軍用フライトジャケットとして長く使われているアイテムで、肉厚なボディと袖口や裾のリブ、ド派手なオレンジの裏地が主な特徴として挙げられます。
ちなみに、トップガンで使われている服、というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実際には使われていません。
M-65

出典:VINTY
MA-1の次に有名なのがM-65でしょう。
こちらはフィールドジャケットなので、陸軍が着用することを想定して作られたアイテムです。
シンプルなデザイン性と実用性の高いポケットがこの軍用服の大きな特徴で、映画で使われたり、似たデザインの服が色々なブランドから発売されたりしたこともあり、世界的に有名になりました。
N-3B

出典:VINTY
長く使われたフライトジャケットの一つとしてN-3Bも挙げられます。
使用用途は主に寒冷地で、パイロットが着るための服ではなく、輸送機や救難機に登場する隊員向けとして作られたという歴史があります。
N-3Bの特徴的なパーツとしてフードにつけられたファーが挙げられます。こちらはラクーンをはじめとした動物のファーが使われていて、現在はフェイクファーも使われています。
ECWCS
ミルスペックの項目でも名前が上がったECWCSも、ミリタリー古着のなかでも近年、特に注目されているアイテムです。
ECWCSは、一つのアイテムに付けられた名前ではなく、複数の服を組み合わせて着用することにより真価を発揮するレイヤリング(階層)システムのことを指します。
デザインもシンプルで使いやすく、菅田将暉さんのような芸能人が着用したことから話題となりました。
IPFU
「ミリタリー?」と疑問に思うようなスポーティーなデザインのIPFUも、実は立派なミリタリーアイテムなんです。
隊員がトレーニングをする際に着用するウェアで、スポーツブランドのナイロンジャケットにはない無骨さが人気となり、多くのファッション好きが着用。そして現在はなかなか手に入らない希少なアイテムになりつつあります。
こちらについてはリプロダクト品も多数出回っています。
レザータイプミリタリーウェアについてまとめた記事はこちら
トップガンで使われたG-1やA-2などの、レザータイプのミリタリーウェアについてもまとめているので、気になる人はチェックしてみてください。
ミリタリージャケットについてまとめた記事はこちら
ミリタリージャケットの細かな違いを知りたい人にはこちらの記事もおすすめ!
ミリタリージャケットのコーデをみたい人におすすめの記事
ミリタリージャケットについての知識も大事ですが、知りたいのはやっぱりコーデですよね。VINTYの投稿のなかから参考にしたいコーデを集めたので、ぜひ見てみてくださいね。
カーゴパンツのコーデをみたい人におすすめの記事
ミリタリーアイテムの一つにカーゴパンツもあります。
VINTYに寄せられた投稿のなかから、注目の着こなしをまとめているのでチェックしてみてくださいね。
トレンチコート
ヨーロッパ系のミリタリーウェアのなかでも、特に認知度が高いアイテムとしてトレンチコートが挙げられます。
もともとはイギリスの陸軍の塹壕用として使われていた立派な軍用服で、泥除けの防水コートという一面があります。現在の一般的に知られているスタイリッシュな印象とはかけ離れた用途に驚く人も少なくありません。
ピーコート
ユーロミリタリーの代名詞ともいえるアウターの一つにピーコートが挙げられます。
イギリス海軍の隊員や漁師たちが着る服としてはじまったアイテムで、さまざまな気象に耐えられるように前立てが左右どちらでも留められるようになっていたり、ポケットに手を入れても姿勢が崩れないようになっていたりと、実は機能性に優れたコートでもあります。
モーターサイクルコート
バルーンのようなフワッと広がったシルエットが特徴のモーターサイクルコートも、ユーロミリタリーで注目されているアイテムです。
バイク乗りのために作られた丈長のコートで、防風・防水性が高くバイク部隊に特化した作りになっています。
ユーロミリタリーの詳しい情報はこちら
ユーロミリタリーについてまとめた記事もあるので、より詳細を知りたい人やほかのアイテムも見てみたい人は以下の記事をチェックしてみてくださいね。
まとめ
知れば知るほど奥が深い、それがミリタリーアイテムの最大の魅力です。
本当に多くの種類があり、この記事で挙げたもののほかにも、まだまだたくさんのアイテムがあります。
ぜひ、実際のものを見て「これだ!」というものをゲットしましょう。
オンラインでミリタリー古着を探すなら、古着特化SNS×フリマアプリのVINTYでチェックしてみてくださいね!
この記事を書いた人
サイトウマサミ
セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。







































