
巷で話題のモーターサイクルコートとは?ユーロミリタリー古着で注目のアイテムについて解説
ミリタリーウェアは、無骨な印象ながら一着取り入れればおしゃれな雰囲気を演出できるファッションアイテムとして広く知られています。
特に、VINTYの読者だったり、アプリを利用していたりする古着愛好家からの支持は厚く、何かしらのミリタリーアイテムを一着は持っているものです。
ただ、そんなミリタリー好きなおしゃれさんでも、モーターサイクルコートを持っているという人はそれほど多くありません。
ミリタリー古着といえばMA-1やM-65のようなアメリカ軍ものが有名で、軍物アウターといえばそちらをイメージする人が大半でしょう。
ヨーロッパのミリタリーウェアのなかでも現存数の少ない、ヴィンテージのモーターサイクルコートともなれば、なかなかお目にかかることも難しいものですよね。
ただ、現物は本当にカッコいいですし、できることならゲットしたい!という人も多いはず。
そこで、この記事ではスタイリッシュな着こなしによく合うユーロミリタリーのなかでも、近年、巷で話題になっているモーターサイクルコートについて深掘りします。
ミリタリーアイテムは好きだけれどほかの人と被りたくない、という人はぜひ参考にしてみてくださいね!
モーターサイクルコートっていったいなに?フランスミリタリーの定番について解説

商品名 | 古着 40's フランス軍 M35 モーターサイクルコート ミリタリー コート |
価格 | ¥37,800 |
サイズ | XL |
モーターサイクルコートは、1930~1950年代にイギリスやフランスなどのヨーロッパ近辺の陸軍で利用されていた軍用服の一種です。
その名前の通りバイク部隊で使用されるということもあり、防風・防水性能に優れていたり、ポケットにアクセスしやすいようになっていたりと、バイクに乗る上で必要な機能を備えています。
フランス軍のM-35がヴィンテージ市場で人気
モーターサイクルコートにもいくつか種類があります。
市場に出回っているのはM-35やM-38が多く、そのなかでもフランス陸軍で使用されていたM-35 motorcycle coatが特に人気を集めています。
ただ、元々の数が少なかったということもあり、現存数も限られており、ヴィンテージ市場でも枯渇しかけています。
モーターサイクルコートの特徴

出典:VINTY
モーターサイクルコートは、バイクに乗車することを前提として作られており、ほかのミリタリーウェアとはデザインや仕様が異なります。
具体的な特徴は以下の通りです。
- 目の細かいキャンバス地
- 広いAラインシルエット
- チンストラップ付きの襟
- ループのないウエストベルト
- エポレット
- インナーのポケットにアクセスしやすい貫通形状
- バックスリット
- レッグストラップ
各パーツについて詳しく見てみましょう。
目の細かいキャンバス地
モーターサイクルコートは防寒性を高めるために目の細かいキャンバス地を使用しています。
帆布のような厚手の生地で、使い込むごとに味のある風合いになってきます。
広いAラインシルエット

出典:VINTY
モーターサイクルコートは、バイクに乗車しやすいよう裾に向けて大きく広がるAラインシルエットで作られています。
全体的にオーバーサイズに仕上げることで、アウターの上からでも着用できるようになっています。
チンストラップ付きの襟

出典:VINTY
丸みを帯びた襟は立てて着用でき、防風のために付属のチンストラップで固定できるようになっています。
ループのないウエストベルト

出典:VINTY
後ろ身頃の中央にある縫い目には、ウェストを固定するためのベルトが付けられています。
このベルトは、トレンチコートやボトムのようにループを通す必要はなく、前にそのまま持ってきて留められるようになっています。
エポレット

出典:VINTY
肩には階級章を付けたり、水筒や中のストラップが落ちるのを防いだりするためのエポレットが付けられています。
こちらは、モーターサイクルコートの元の持ち主が切ってしまっていて、それが市場に出回っている場合もあります。
インナーのポケットにアクセスしやすい貫通形状
サイドにあしらわれたポケットは中まで貫通しており、インナーに着用しているジャケットやボトムのポケットにそのままアクセスしやすくなっています。
バックスリット
後ろ身頃の裾に開閉可能なスリットがあるのも特徴として挙げられます。
普段は閉じて防風・防寒性を高め、バイクに乗る際は開けてまたがりやすくなるように設計されています。
レッグストラップ
バイクで走っている際に裾がはためいて邪魔にならないよう、足に固定できるレッグストラップがあるのもモーターサイクルコートならではの特徴です。
モーターサイクルコートとトレンチコートの違い
モーターサイクルコートは、一見するとトレンチコートと間違えてしまいやすいディティールをしています。
ただ、実際に比べてみるとその違いは明確です。
トレンチコートは塹壕で使用したコートで細身なシルエット

ブランド名 | AQUASCUTUM |
商品名 | 70~80s aquascutum trench coat アクアスキュータム トレンチコート 玉虫 |
価格 | ¥28,000 |
サイズ | M |
トレンチコートはイギリス軍の塹壕用のコートが起源になっている軍用服です。
シルエットも比較的細めで、胸当てのガンフラップや背中にあるケープバックなどのパーツが多くあしらわれているのも、大きな特徴として挙げられます。
モーターサイクルコートは極めてシンプルかつオーバーサイズ
一方、モーターサイクルコートは特徴として述べた通り、広いAラインのシルエットになっています。
中に、別のアウターも着用できるようオーバーサイズ気味になっていて、デザインが極めてシンプルという点でもトレンチコートとは大きく異なります。
まとめ
モーターサイクルコートは、現存数が少ない非常にレアなヴィンテージアイテムです。
デザインもかなり独特で、他人と被りにくいのも魅力の一つ。
無骨かつシンプルなデザインになっており、さまざまな着こなし方が楽しめます。
春先や秋から冬にかけての肌寒い時期のアウターとして使いやすいので、アウター選びで迷ったときの選択肢としておすすめです。
オンラインでモーターサイクルコートを探すなら、古着特化SNS×フリマアプリのVINTYでチェックしてみてくださいね!
この記事を書いた人
サイトウマサミ
セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。







































